この記事はこんな方におすすめ！
- エアコンの掃除を自分でやりたいけど、方法がわからない方
- カビやホコリの臭いが気になる方
- 業者に頼む前に、自分でできる掃除を試したい方
- プロに頼むか、自分で掃除するか迷っている方
「プロに頼むと高いし…」「自分で掃除したいけど、やり方がわからない！」という方もいるはず。
本記事では、エアコンを自分で掃除する方法をわかりやすく解説！
必要な道具・手順・注意点まで、初心者でも失敗しないポイントを紹介します。
さらに、プロに頼むべきタイミングやおすすめの掃除グッズについても触れていきます。
エアコン掃除は自分でできるが、プロに頼むときの判断基準がある
エアコンの掃除は「自分でできる部分」と「プロに頼んだほうがいい部分」に分かれます。
まずは、どこまでなら自分で掃除できるのかを確認し、プロに依頼すべきタイミングを見極めましょう。
自分でできる掃除と、プロに頼むべき掃除の違い
エアコンの掃除は、自分でできる掃除とプロに頼むべき掃除の2種類です。
| 掃除できる範囲 | 掃除箇所 | 掃除の内容 | 難易度 |
|---|---|---|---|
| 自分でできる掃除 | フィルター | ホコリを掃除機で吸い取る、または水洗いする | ★☆☆（簡単） |
| 吹き出し口 | カビやホコリがつきやすい部分を、乾いた布やアルコールで拭く | ||
| 外装カバーのホコリ・汚れ取り | 乾いた布や中性洗剤を使って拭き取る | ||
| プロに頼むべき掃除 | 熱交換器のカビ除去 | 内部のカビやホコリは、専用の薬剤と高圧洗浄が必要 | ★★★（専門技術が必要） |
| 送風ファンの清掃 | ここにホコリが溜まると、カビ臭や冷暖房の効率低下につながる | ||
| ドレンホースの詰まり解消 | 水漏れの原因となるため、専門的な処置が必要 |
プロに頼むときの判断基準とは？
プロに頼む判断基準は、以下のポイントを参考にしてみてください。
プロに頼む判断基準
- 手が届かないところにホコリがたまっている
- 自分で掃除をしても臭い
- 自分で掃除をしてもエアコンの効きが良くならない
- エアコンから水漏れしている
- 数年エアコンクリーニングをしていない
- 普段忙しくてエアコン掃除に時間をかけられない
上記の判断基準に合うものがあれば、プロのエアコンクリーニングを検討するのがおすすめです。
プロに頼んだ時の費用の目安
プロに頼んだ時の費用の目安はエアコンのタイプによって変わります。
壁掛けエアコン（お掃除機能なし）では8,000円～15,000円。
壁掛けエアコン（お掃除機能付き）だと13,000円～22,000円ほどが目安です。
エアコン掃除を自分でするときに必要な道具5つ
エアコンの掃除は適切なアイテムを使えば、プロではなくても短時間で効率的に掃除できるんです。
エアコン掃除に最低限必要な道具はこの5つ
エアコン掃除をする際、最低限揃えておきたい道具は以下5つです。
| 道具 | 用途 |
|---|---|
| 掃除機 | フィルターや吹き出し口のホコリ除去 |
| 中性洗剤（食器用洗剤でOK） | フィルターの油汚れやカビ除去 |
| 雑巾・マイクロファイバークロス | 吹き出し口や外装の拭き掃除 |
| 歯ブラシ・小型ブラシ | 細かい部分の汚れ落とし |
| スプレーボトル（霧吹き） | 水洗いや洗剤の吹きかけに使用 |
| 手袋 | 手指の保護 |
特に、フィルターの掃除には掃除機と中性洗剤を活用すると、短時間で効率よく汚れを落とせます。
エアコン掃除をより楽にする便利アイテム3つ
「簡単にエアコン掃除したい！」という方に、エアコン掃除を楽にする便利アイテムを、3つ紹介します。
- エアコン掃除スプレー
- エアコン用フィルターシート
- エアコン掃除ブラシ
エアコン掃除スプレー
引用：アース製薬 | らくハピ エアコン洗浄スプレー Nextplus 無香性
エアコン掃除スプレーのメリット・デメリット
- スプレーするだけで、手が届かない内部の消臭・除菌・ウイルス除去・防カビなどの効果がある
- メーカーによっては、スプレー後の拭き取りが必要なタイプもあるので注意
エアコン掃除ブラシ
引用：アース製薬 | らくハピ エアコンの防カビスキマワイパー セット
エアコン掃除ブラシのメリット・デメリット
- ルーバーや吹き出し口の細かい部分に溜まったホコリが簡単に取れる
- 100均でも購入できる
- 硬いブラシはエアコンを傷つけるので柔らかいブラシを使う
エアコン用フィルターシート
「掃除が面倒！」という方は、掃除の手間を減らせるアイテムを活用するのもアリです。
ただし、フィルターシートを初めて使用するときは、エアコン掃除後に使ってくださいね。
エアコン用フィルターシートのメリット・デメリット
- フィルターにセットするだけでホコリ・花粉をブロックできる
- 交換するだけで手間が減り、掃除の頻度を減らせる
- フィルターにホコリが詰まると、エアコン内部の温度しか感知せず、冷暖房が効かなくなる
100均で買える！エアコン掃除グッズを紹介
「できるだけ安く済ませたい！」という方に、100均で手に入るエアコンの掃除グッズを紹介します。
100均で揃えられる以下4つのアイテムがあれば、エアコンの掃除ができますよ。
- ゴム手袋
- マイクロファイバーお掃除手袋2セット
- 網戸用のクリーナー（スポンジ）
- スティック型の掃除ブラシ
- アルカリ電解水
キャン★ドゥやDAISOに販売されているので、ぜひチェックしてみてください。
家の近くに店舗がない方は、100均のネットショップも活用してみてくださいね。
| 100円ショップ名 | グッズ | 用途 |
|---|---|---|
| キャン★ドゥ | ゴム手袋 中厚手 | フィルターの水洗い時の手指の保護 |
| DAISO | ゴム手袋（両手、裏毛加工タイプ） | |
| キャン★ドゥ | マイクロファイバーお掃除手袋 グレー | 手指の保護と、吹き出し口や外装の拭き掃除ができる。 |
| DAISO | マイクロファイバーお掃除手袋 | |
| キャン★ドゥ | 凄腕くん 窓・網戸クリーナースポンジ | エアコンフィルターの掃除に使え、フィルターを守りながら丁寧に汚れを落とせる |
| DAISO | 落ち落ちV両面使える網戸用クリーナー_2個入 | |
| キャン★ドゥ | お掃除スティックＧＹ | 先端が柔らかく曲がるので、隙間掃除にピッタリ。 先端部分は洗うこともできるが、取替用パーツがあれば交換もできる |
| DAISO | しなるカビ取りスティック（落ち落ちＶ） | |
| キャン★ドゥ | 凄腕アルカリ電解水クリーナー２６０ｍｌ | フィルターに吹きかけると、汚れ落ちが良く、掃除がしやすくなる |
| DAISO | アルカリ電解水クリーナー２８０ｍｌ 落ち落ちＶ |
エアコン用フィルターシートも100均で手に入る
エアコン用フィルターシートを掃除後に貼ることで、今後の掃除の手間を減らせます。
また、花粉やPM2.5対策にも効果的です。
エアコン用フィルターシートは100均でも売っています。
引用：DAISO | 銀イオンエアコンフィルター（内付け専用、4枚）
便利アイテムを活用することで、エアコン掃除の負担を減らせます！
次のブロックでは、「掃除が苦手な人向けの選択肢」としてプロのクリーニング業者の選び方を解説します。
自分でできるエアコン掃除の手順を写真付きで解説
自分で掃除をする箇所は大まかに以下の3箇所です。
- フィルター
- 吹き出し口・ルーバー
- 内部
上記箇所の掃除について、初心者でも失敗しない掃除の手順をわかりやすく解説します。
フィルターの掃除方法（所要時間：10分）
エアコンのフィルターは、ホコリが溜まりやすく、放置すると風量の低下や電気代の増加につながります。
2週間に1回は掃除するのが理想です。
【手順】
- 電源OFF。感電防止のため、コンセントを抜く。
- 説明書を確認し、エアコンのフィルターを取り外す。
- 掃除機でホコリを吸い取り、ブラシできれいにする（網戸用のクリーナーを使ってもOK）
- アルカリ電解水を吹きかけて5分～10分放置して水洗い（中性洗剤でもOK）
- フィルターを完全に乾かしてから元に戻す
吹き出し口・ルーバーの清掃（所要時間：5分）
吹き出し口（ルーバー）を放置すると、エアコンをつけたときカビの臭いが広がる原因になるため、こまめに掃除しましょう。
【手順】
- スティック型の掃除ブラシでホコリを拭き取る
- カビ汚れがある場合は、食器用の中性洗剤を含ませた布で拭いたあと、水拭き
- 乾拭きし、しっかり乾燥させる
内部のカビや汚れの取り方（所要時間：15分）
エアコンの内部（熱交換器・ファン部分）は、カビが発生しやすい場所です。
「掃除しても臭いが取れない…」という場合は、内部にカビが発生している可能性が高いです。
【手順】
- エアコン専用の掃除スプレーを用意（市販のスプレーを活用）
- 説明書に従ってスプレーを噴射し、内部の汚れを浮かせる
- スプレーは「ドレンホース」から排出されるので、必ず確認
- 約30分放置し、しっかり乾燥させる（送風モードで乾かす）
ではエアコン掃除のタイミングはいつがベストなのか、次に解説します。
エアコン掃除のタイミングはいつがベスト？
エアコンは使用する季節によって汚れ方が違います。
そのため、時期に応じた掃除スケジュールを立てるのがポイントです。
| 季節 | エアコンの状態 | 掃除のポイント |
|---|---|---|
| 春（3〜5月） | 冬の使用後のホコリが溜まっている | 使用前にフィルター掃除・吹き出し口の拭き取り |
| 夏（6〜9月） | 冷房でカビが発生しやすい | 2週間に1回はフィルター掃除、送風ファンの確認 |
| 秋（10〜11月） | 夏の湿気でカビが発生しやすい | 内部を乾燥させるため「送風運転」を活用 |
| 冬（12〜2月） | 暖房でホコリが溜まりやすい | 暖房前にフィルター清掃、使用後に内部乾燥 |
特に夏場は冷房の使用頻度が高いため、カビが発生しやすくなります。
最低でも2週間に1回はフィルターを掃除することで、汚れの蓄積を防ぐことができます。
プロにエアコンのクリーニングを依頼するときは、季節の変わり目である春秋がおすすめです。
もしプロにエアコンクリーニングを頼むなら業者選びのポイントをチェック
もしプロにエアコンクリーニングを頼むなら、信頼できる業者を選びましょう。
信頼できる業者を選ぶためのポイントを以下にまとめました。
- 口コミや評判の満足度が高い
- 追加料金も明示されているなど明確な料金体系
- 国家資格「ハウスクリーニング士」や損害保険加入の有る
- 対応スピードが早い
- エコ洗剤など環境に配慮している業者
これらのチェックポイントをもとに、自分に合った業者を選びましょう。
筆者のおすすめは東京ガスのエアコンクリーニング
もしエアコンクリーニングの業者に迷う場合は、筆者おすすめの東京ガスのエアコンクリーニングはどうでしょうか？
東京ガスがおすすめな理由は以下のとおり。
東京ガスがおすすめな理由
- 注文後、最短3日後から訪問可能
- 専門の研修施設で研修を受け、テストに合格したクリーニングのプロが対応
- 事前見積が不要
- 事前訪問が不要
- エアコン以外にキッチン・換気扇や浴室などもクリーニングできるメニューの豊富さ
また、東京ガスと他社を比較したので、依頼前の参考にしてみてください。
| クリーニング業者 | 企業の研修制度 | 事前訪問なし | メニューの豊富さ | クリーニング費用 （壁掛けエアコン1台あたり） |
|---|---|---|---|---|
| 東京ガス | ◎ | ◎ | ○ | 13,200円～22,000円 |
| ダスキン | ○ | × | ◎ | 15,400円～26,400円 |
| おそうじ本舗 | ○ | ◎ | ◎ | 12,100円～20,900円 |
| くらしのマーケット | △ | ◎ | ◎ | 4,500円～150,000円 |
| ユアマイスター | △ | ◎ | △ | 3,001円～50,600円 |
まとめ
エアコン掃除は、自分でできる部分とプロに任せるべき部分を適切に判断することが大切です。
ここまで解説した内容を振り返りながら、エアコン掃除のポイントを整理しましょう。
エアコン掃除を自分でするときのポイント
- 【冷暖房効率キープ】2週間に1回はフィルター掃除をする
- 【カビ防止】吹き出し口やルーバーを定期的にアルコール除菌シートで拭く
- 【内部汚れの掃除】エアコン内部の掃除には専用スプレーを活用
- 【カビ防止】掃除後は30分以上送風運転をする
プロに頼む判断基準
- 手が届かないところにホコリがたまっている
- 自分で掃除をしても臭い
- 自分で掃除をしてもエアコンの効きが良くならない
- エアコンから水漏れしている
- 数年エアコンクリーニングをしていない
- 普段忙しくてエアコン掃除に時間をかけられない
東京ガスのエアコンクリーニングなら、安心＆確実！
- 高圧洗浄でエアコン内部のカビ・汚れを徹底除去
- クリーニング後の動作確認や簡易点検も実施
- お掃除機能付きエアコンにも対応
エアコンの汚れをスッキリ解消したい方は、プロのクリーニングを検討してみましょう！
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